情報電子工学科
准教授
博士(工学)
IE3担任
バレー部,メカトロシステム部
masui@tokuyama.ac.jp
0834-29-6298
制御工学
無限次元システムの解析と制御系設計
問題の解き方や公式の使い方を習得するだけではなく, なぜそのような公式が導かれるのか, なぜそのような性質が成り立つのかなど原理をしっかりと押さえることで, 論理的思考能力に富んだ幅広く活躍できるエンジニアになれると考えています.
平成21年 3月 | 長岡工業高等専門学校電子制御工学科卒業 |
平成24年 3月 | 長岡工業高等専門学校専攻科電子機械システム工学専攻修了 |
平成26年 3月 | 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報科学専攻博士前期課程修了 修士(工学) |
平成29年 3月 | 岡山大学大学院自然科学研究科産業創成工学専攻博士後期課程修了 博士 (工学) |
平成29年 4月 | 大島商船高等専門学校電子機械工学科助教 |
平成31年 4月 | 大島商船高等専門学校電子機械工学科講師 |
令和2年 4月 | 徳山工業高等専門学校情報電子工学科助教 |
令和6年 4月 | 徳山工業高等専門学校情報電子工学科准教授 |
平成29年 4月 | 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 米国電子電気学会の会員 (現在に至る) |
令和2年 1月 | 計測自動制御学会中国支部運営委員 (令和3年12月まで,令和6年1月~現在に至る) |
令和3年 3月 | 電気学会の会員及び論文委員会(C2グループ)委員 |
令和3年 4月 | 電気学会論文委員会(C2グループ)幹事 (現在に至る) |
なし |
Minute paper の導入 | 平成29年4月~ |
Minute paperを用いて, 各授業の最後に, 「今回の講義内容の自分なりのポイント」と「わからなかった箇所」を記入してもらい, 講義内容の定着を図るとともに, 学生から講義に対するフィードバックにより講義内容の向上に努めた. 特に, 「わからなかった箇所」を記入してもらうのは, 講義中に手を上げて質問できない学生に効果があり, 次回の講義でその部分を解説することにより, 学生の理解を深めることができたと思われる. |
制御工学に関する教材の作成 | 平成30年4月 |
高専4年生に対する制御工学の授業について, 学習の補助となる教材の作成をおこなった. 内容としては, 伝達関数に基づく古典制御理論を, 数学的な厳密性をあまり問わず, これまでの講義で習ってきた力学や電気回路を用いて具体的かつ直感的な理解を重視した. また, 多くの演習問題を取り入れ, ラプラス変換や応答計算などの計算問題にも慣れるように工夫している. |
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システム制御工学に関する教材の作成 | 平成30年4月 |
高専5年生に対するシステム制御工学の授業について, 学習の補助となる教材の作成をおこなった. 内容としては, 状態空間表現に基づく現代制御理論に着目した. まずは古典制御との違いについて直感的な理解を与えた後に, 行列演算の復習をおこない, それから現代制御の内容の解説をおこなった. 内容的には極配置とオブザーバまでであるが, 本資料の特徴として, 卒業研究におけるシミュレーションを見据えて離散時間システムの導出にも触れた. |
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知能情報工学に関する教材の作成 | 平成30年4月 |
高専5年生に対する知能情報工学の授業について, 学習の補助となる教材の作成をおこなった. 内容としては, 4年生の制御工学をより数学的に概観することである. 例えばラプラス変換を単なるラプラス変換表用いた暗記ではなく, フーリエ変換の発展として, t領域からs領域へ変換する意味や意義について説明した. またより周波数応答について詳しく解説し, ベクトル線図やそれを用いたナイキストの安定判別法について解説した. |
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電磁気学に関する教材の作成 | 平成29年4月 |
高専4年生に対する電磁気学IIの授業について, 学習の補助となる教材の作成をおこなった. 内容としては, 遠隔作用と近接作用の違いから導入し, 半期の講義でマクスウェルの方程式を導出するものである. 特に, なぜ微分形式でマクスウェルの方程式を書き表すのかなどの理論的な解釈と, 図を使った定理の直感的な解釈を重視した. |
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電子回路に関する教材の作成 | 平成29年4月 |
高専3年生に対する電子回路の授業について, 学習の補助となる教材の作成をおこなった. 半導体の基礎から導入し, ダイオードやトランジスタといった非線形素子の特性を説明した後に, 回路の近似や小信号での動作について説明する内容である. 特に, 電気回路 (線形回路) と電子回路で考える非線形回路の違いの理解と, 非線形回路の動作を理解するために近似的に線形回路として扱うための手法の説明を重視した. |
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遠隔授業のための教材作成 | 令和2年4月 |
Microsoft TeamsやForms, OneNote, Stream等を活用した遠隔授業のための教材及び環境整備をおこなった. 具体的にはFormsを用いた出席情報の管理と講義中のクイズの作成, OneNoteとTeamsを活用した課題提出システムの導入をおこなった. また, 講義には90分のリアルタイム配信と30分のオンデマンド配信用の動画を作成し, 学生の視聴負担軽減を図った. それらの動画はStreamにより公開している. |
特記事項なし | |
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該当なし | |
修士研究, 卒業研究における指導補助 | 平成26年4月~ 平成29年3月 |
奈良先端科学技術大学院大学及び岡山大学にて修士研究, 卒業研究における指導補助をおこなった. |
該当なし | |
該当なし | |
該当なし | |
情報電子工学科Webページの作成・更新 | 令和2年4月~ |
主として情報電子工学科Webページのコンテンツ更新を担当している. 特にコロナ禍において, IEのWeb体験ページを作成し, 志望者数の増加に貢献している. |
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共同研究の実施(三州建設) | 令和2年11月~ |
ミニバックホウの操作支援システムの研究開発を実施している. |