山田  健仁

Yamada  Takehito
学科

情報電子工学科

職名

教授

学位

博士(工学)

校務

校長補佐(研究・産学連携担当)、情報電子工学科3年担任、研究推進室長、テクノ・リフレッシュ教育センタ

クラブ顧問

バスケットボール部(女子)、美術部 副顧問

メールアドレス

t-yamada@tokuyama.ac.jp

電話番号

0834-29-6298

専門分野

制御工学、ディジタル制御
講義の黒板:
基礎電気回路:
https://app.box.com/s/gasv3heuximgx2tnwehaqwmzqoy9t1zg
アナログ回路:
https://app.box.com/s/zx1nm781caf4iazu1967z5ksn8od015k

研究テーマ

・テープヒータ電力線を利用した園芸農業無線センサデバイス用非接触給電システム

・テープヒータを利用した育苗用ヒーターマットの開発


授業科目
  • 基礎電気回路(1年)
  • アナログ回路(3年)
  • 創造演習(4年)
  • 創造製作(5年)
  • 電子通信システム実験(5年)
  • 英語講読(5年)
  • 卒業研究(5年)
  • 制御工学(専攻科1年)
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
クラウド上への授業内容の公開 平成25年4月 (現在に至る)

クラウドサービスの情報共有サービスを使用し、授業内容(板書や資料)を学生へ公開している.

LMS(Moodle)による授業資料の公開とレポートなどの管理 平成19年4月 (現在に至る)

WebベースのLMS(Learning Management System)であるMoodleを立ち上げ,授業資料の公開,レポートの管理などに活用している.

Webページによる授業内容のネット上への公開 平成11年10月 (平成28年3月まで)

Webページを利用して授業内容(資料や板書など)を学生へ公開している.

作成した教科書・教材
TeC(教育用マイコン)用Webコンテンツ 平成21年3月 (平成31年3月まで)

教育用マイコンを活用するために,テキスト(動画付き)のWeb化,と全授業のWebコンテンツ化を行い,ネット配信を開始した.

教育用マイコン 平成15年4月

工学系教育機関での使用を前提とし,機械語の学習を通しノイマン型コンピュータの原理を理解できるよう,ブラックボックスが少ない実習実験用のマイコンを開発した.現在,授業に使用している.

学校の評価
 
実務経験 特記事項
該当なし
 
その他
該当なし
 
職務上の能力に関する事項
資格・免許
該当なし
 
特許等
トンネル内の氷柱防止方法とそれに用いる導水パネル及びその製造方法 特願2013-46014(特許番号 6211280)  平成29年9月22日登録 平成25年3月7日出願

(全体概要) トンネルの内壁面への設置作業や保守作業が容易な導水パネルと,その導水パネルを安価に製造する方法及びその導水パネルを用いて漏水による氷柱の発生を効率良く,かつ,確実に防止できる方法を提供する. 導水パネルは,平面視矩形状をなし柔軟性を有するパネル本体と,長尺帯状の金属箔ヒータと,この金属箔ヒータとともにパネル本体に埋設される厚さ0.3mmのアルミニウム板からなる伝熱板と,金属箔ヒータに接続される導線と,パネル本体の両面にそれぞれ接合される断熱材及び緩衝材によって構成されている. (担当部分概要) アイデアの創出,実証実験を担当した. (出願者:原田徳彦,山田健仁,吉岡健,大亀守,足立充啓,近藤賢治,御旗寛)

1本のPOFを用いた光送受信装置および光送受信システム 特願2009-299598 平成22年9月28日出願

(全体概要) 位置合わせが容易で,汎用や市販の発光素子や受光素子ないしは,汎用や市販の反射型フォトセンサ等を使用することができ,安価に構成可能な光送受信装置およびそれを用いた光送受信システムを提供する.POF(プラスティック光ファイバー)の一端を,POFの中心軸に垂直な面に対し角度を有する斜端面とし,この斜端面付近に発光素子と受光素子を配置し,POFの他端付近に検出物体を配置する.POFからの光を,集光手段を用いてPOFの斜端面より入射し,POF中を伝送させて,POFの他端から出射させる.この出射光の少なくとも一部を,他端付近に設置されている被検出体により,再度POFの他端より入射させる.被検出体からの入射光はPOF中を伝送し,斜端面から出射される.出射光を,集光手段を用いて受光素子にて検知し,その信号をデジタル化した後に閾値処理を含むデジタル信号処理を施す構成とする. (担当部分概要) アイデアの創出,実証実験を担当した. (出願者:原田徳彦,山田健仁)

サーボライタのヘッド位置決め装置 (特許第3023206号) 平成12年1月14日登録 平成3年6月6日出願

(全体概要) スピンドルモータにより回転駆動される磁気ディスクに磁気ヘッドによりサーボパターンを書き込むサーボライタ において,前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの半径方向に移動させる粗動機構と,前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの半径方向に少なくとも1トラックピッチ分移動させる微動機構と,前記磁気ヘッドを前記粗動機構に対して支持し,前記微動機構の動作に伴い弾性変形する弾性支持部材と,前記粗動機構および前記微動機構を前記磁気ヘッドが所望のトラック位置に移動するように制御する第1の制御手段と,前記微動機構を前記スピンドルモータの軸振れに応じて制御する第2の制御手段とを具備することを特徴とするサーボライタ のヘッド位置決め装置. (担当部分概要) アイデアの創出,実証実験を担当した. (出願者:北川勝喜,山田健仁,酒井裕児)

磁気ディスクのヘッド位置決め装置 (特許第2752191号) 平成10年2月27日登録 平成1年9月30日出願

(全体概要) 回転駆動される磁気ディスク 媒体の円周上に多数設けられたトラックに対し,各セクタに設けられたサーボ情報を磁気ヘッドで読み取りつつ所定トラックに沿って前記磁気ヘッドを案内する磁気ディスク のヘッド位置決め装置において,前記トラックの回転軸中心に対するずれをトラック振れ情報として予め記憶するトラック振れ情報記憶手段と,前記各セクタで読み取ったサーボ情報に基づいて前記磁気ヘッドの位置誤差信号を形成し前記磁気ヘッドを所定のトラック上に位置決めする位置決め手段と,前記磁気ヘッドの現在位置を検出する現在位置検出手段と,前記記憶手段のトラック振れ情報から前記磁気ヘッドが次のセクタのサーボ情報を読み取る途中における当該トラックの実際位置を推定するトラック位置推定手段と,該手段により推定されたトラック位置と前記現在位置検出手段で検定された現在位置との差から推定誤差信号を形成する推定誤差信号形成手段と,該手段で形成された推定誤差信号を各セクタの途中で前記位置決め手段の位置誤差信号として与える中間信号付与手段とを備えたことを特徴とする磁気ディスクのヘッド位置決め装置. (担当部分概要) アイデアの創出を担当した. (出願者:山田健仁,酒井裕児)

磁気ディスク装置 (特許第2726494号) 平成9年12月5日登録 平成1年6月6日出願

ディスク記録媒体上に等角度間隔で設けられたサーボセクタにサーボ情報をそれぞれ設け,このサーボ情報を再生しつつ磁気ヘッドをトラック上に案内する磁気ディスク装置において,固定部に設けられ,前記磁気ヘッドを保持して磁気ヘッドをトラック上に案内する移動機構と,前記固定部と前記磁気ヘッドとの相対位置を位置検出信号として導出する検出器と,前記サーボ情報を前記磁気ヘッドを介して検出し,このサーボ情報に基づく前記磁気ヘッドの位置決め信号を生成する主回路と,この主回路が導出した位置決め信号と前記検出器の位置検出信号とを比較しその差に基づいて補正信号を出力する補助回路と,この補助回路からの補正信号と前記主回路からの位置決め信号とを合成して前記移動機構に制御信号を供給する合成回路とを具備し,前記補正信号と前記位置決め信号との合成信号により磁気ヘッドをトラック上に案内することを特徴とする磁気ディスク装置. (出願者:山田健仁)

磁気ディスク装置 (特許第2601812号) 平成9年1月29日登録 昭和62年1月19日出願

(全体概要) ディスク記録媒体上のセクタの一部にサーボ情報を埋め込み形成し,このサーボ情報を用いてヘッドを前記ディスク記録媒体のデータトラックに位置決めするセクターサーボ方式の磁気ディスク装置 に於いて,前記サーボ情報の精密位置決め情報の各位置ビット間に,粗の位置決め情報位置ビット若しくはディスクの状態を知るための位置ビットを少なくとも一つ以上配置したサーボパターンを持つディスク記録媒体と,前記精密位置決め情報の各位置ビットより得られる信号をピークホールドする手段と,そのピークホールドした信号を直接A/D変換しCPUのメモリに取り込む手段と,前記粗の位置決め情報位置ビットとディスクの状態を知るための位置ビットより再生される信号を二値化して前記CPUに取り込む手段とを有し,前記CPUは,前記A/D変換された信号より精密位置決めのための位置信号を求めるとともに,この求められた位置情報と前記二値化された信号とによりトラック位置を求める事を特徴とする磁気ディスク装置. (担当部分概要) アイデアの創出,実証実験を担当した. (出願者:山田健仁,酒井裕児,菅谷寿鴻)

MAGNETIC DISK APPARATUS (US5305159A) 平成6年4月19日公開 平成3年8月6日出願

(全体概要) ディスク記録媒体上に等角度間隔で設けられたサーボセクタにサーボ情報をそれぞれ設け,このサーボ情報を再生しつつ磁気ヘッドをトラック上に案内する磁気ディスク装置において,固定部に設けられ磁気ヘッドを保持して磁気ヘッドをトラック上に案内する移動機構と,固定部と磁気ヘッドとの相対位置を位置検出信号として導出する検出器と,サーボ情報を磁気ヘッドを介して検出し,このサーボ情報に基づく磁気ヘッドの位置決め信号を生成する主回路と,この主回路が導出した位置決め信号と検出器の位置検出信号とを比較しその差に基づいて補正信号を出力する補助回路と,この補助回路からの補正信号と主回路からの位置決め信号とを合成して移動機構に制御信号を供給する合成回路とを具備し,補正信号と位置決め信号との合成信号により磁気ヘッドをトラック上に案内することを特徴とする磁気ディスク装置. (担当部分概要) アイデアの創出に協力した. (出願者:酒井裕児,山田健仁,北川勝喜)

SERVO SYSTEM FOR A MAGNETIC DISK MEMORY HAVING SPIRAL TRACKS (US4636885A) 昭和62年1月13日公開 昭和60年12月12日出願

(全体概要) ディスク記録媒体上のセクタの一部にサーボ情報を埋め込み形成し,このサーボ情報を用いてヘッドをディスク記録媒体のデータトラックに位置決めするセクタサーボ方式の磁気ディスク装置 に於いて,サーボセクタ中のサーボ情報をスパイラル状に形成することにより,リード/ライトヘッドがスパイラル上にデータトラックを移動し,全トラックを連続的にリード/ライト出来ることを特徴とする磁気ディスク装置. (担当部分概要) アイデアの創出,実証実験を担当した. (出願者:山田健仁,菅谷寿鴻)

実務経験 特記事項
該当なし
 
その他
情報電子工学科 学科紹介Blogの作成 平成20年11月

情報電子工学科主任として,学科情報を学外へ発信するBlogを作成し,学科で運用できるようにした.

Web授業アンケートシステムの開発 平成18年6月

学習教育レビュー室長として,授業アンケートをWeb入力出来るシステムを開発し,全校で運用できるようにした.

共同研究

(1)平成9年度共同研究:「振動モータのロバストディジタル制御による同期化運転に関する研究」 (株)村上精機製作所
(2)平成15年度テクノ・アカデミア共同研究:「教育用コンピュータのインターネット通信販売方式の開発」 (株)兼清電子
(3)平成16年度共同研究:「洗身シャワー装置の開発」 (有)ネオ山口
(4)平成17年度共同研究:「洗身シャワー装置用マイコン制御盤の開発」 (有)ネオ山口
(5)平成18年度共同研究:「過熱蒸気乾燥機の制御装置開発」 (有)ネオ山口
(6)平成18年度共同研究:「シャワーヘッド機構の機能検証(研究代表者:原田徳彦)」 (有)ネオ山口
(7)平成18年度共同研究:「有機産廃炭化装置の温度制御」 サン・メンテナンス(株)
(8)平成19年度共同研究:「洗身シャワー装置用の液体洗剤投入機構及びその制御装置の開発」(有)ネオ山口
(9)平成19年度テクノ・アカデミア共同研究:「洗身シャワー装置用の液体洗剤投入機構及びその制御装置の開発」(有)ネオ山口
(10)平成20年度共同研究:「介護用ポータブルシャワー装置の開発」(有)ネオ山口
(11)平成20年度 財団法人ちゅうごく産業創造センター 産学官連携新産業創出研究会 「介護用ポータブルシャワーシステムの開発」
(12)平成21年度共同研究:「簡易洗剤混合器具に適した湯水加圧装置の開発」(有)ネオ山口
(13)平成22年度共同研究:「ステンレス箔TH(テープヒータ)を利用した加温システムの開発と評価」 中國工業(株)
(14)平成22年度テクノ・アカデミア共同研究:「ステンレス箔TH(テープヒータ)を利用した加温システムの開発と評価」 中國工業(株)
(15)平成23年度 財団法人ちゅうごく産業創造センター 産学官連携新産業創出研究会 「イチゴの植物体局所加温技術を中心としたステンレス箔テープヒータ利活用技術の開発」
(16)平成23年度共同研究:「配管保温装置に適したTH(テープヒータ)温度制御システムの開発」中國工業(株)
(17)平成23年度テクノ・アカデミア共同研究:「配管保温装置に適したTH(テープヒータ)温度制御システムの開発」中國工業(株)
(18)平成23年度共同研究:「介護福祉施設に適した介護用シャワー装置の開発」(有)ネオ山口
(19)平成24年度共同研究:「マイコン制御型加温制御器の開発と評価」新立電機(株)
(20)平成24年度テクノ・アカデミア共同研究:「マイコン制御型AC200V駆動加温制御器の開発と評価」新立電機(株)
(21)平成25年度共同研究:「ステンレス箔テープヒータシステムの性能改善と評価」中國工業(株)、新立電機(株)、(有)環境造形
(22)平成25年度テクノ・アカデミア共同研究:「ステンレス箔テープヒータシステムの性能改善と評価」中國工業(株)、新立電機(株)、(有)環境造形
(23)平成25年度共同研究:「片耳難聴者のための集音器の研究開発」(株)エス・エム・エイ
(24)平成26年度共同研究:「近距離無線通信とモバイル通信を活用した遠隔温度計測・制御方式の開発」(株)新立電機
(25)平成26年度テクノ・アカデミア共同研究:「近距離無線通信とモバイル通信を活用した遠隔温度計測・制御方式の開発」新立電機(株)
(26)平成26年度共同研究:「シャワーヘッド用アスピレータの開発と通信販売方式の検討・評価」(有)ネオ山口
(27)平成26年度テクノ・アカデミア共同研究:「シャワーヘッド用アスピレータの開発と通信販売方式の検討・評価」(有)ネオ山口
(28)平成30年度、31年度共同研究:「自己加温制御機能を付加した育苗用プレートヒーターの開発」光メタルセンター(株)、新立電機(株)               
(29)平成30年度テクノ・アカデミア共同研究:「自己加温制御機能を付加した育苗用プレートヒーターの開発」光メタルセンター(株)、新立電機(株)

技術相談の内容

技術相談は、電話/FAXでお願い致します。
・組み込み制御機器システム(マイコンディジタル制御システム、制御系の解析など)
・PLC(シーケンサー)による制御機器の製作。
・画像処理システム(画像入力システム、動画像処理、静止画像処理、ビデオ編集など)
・技術教育、公開講座(電気電子回路、ディジタル回路、マイコン回路、制御工学、画像処理)