吉留  文男

  
学科

一般科目

職名

嘱託教授

学位


教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
「T.T.の効果的指導方法について」 昭和64年11月

教室環境でteam-teachingが可能にする生産的な言語活動と教授者である教師,外国指導助手の役割の意義を考察したもの.ここでは様々な活動例,例えば「インタビュー・ゲーム」や「通訳ゲーム」のビデオ映像を用いて,活動の提示による言語活動の広がりを示す.同時に指導者の役割を援助者の視点におくことの重要性を言及した実践.

「コミュニケーショシ能力の育成のためのLL授業と協同授業」 昭和63年 6月

伝達能力を高めるための効果的な活動として, LL授業とteam-teachingの関係をカリキュラムに体系的に組み込んだ実践.伝達能力の育成は計画的な日々の言語活動,特に学習者の能力に応じた語学練習とその定着を目指した指導が重要であり,また,レベルに応じたネイティブとの実践的なロール・プレイーの場の保証が学習効果を相乗的に高めていくことを示した.そのためにはLL演習の工夫とALTとの体系的な計画の必要性を指摘したもの.

作成した教科書・教材
「インバウンドおもてなしびと養成講座」 平成30年12月~平成31年2月

NPO島スクエアプラス主催による「おもてなしびと養成講座」におもてなし英語の教材を作成し、英会話の実践指導を3回にわたり実施した。

第66回全国英語教育研究大会(全英連山口大会)公開授業者の指導助言 平成28年11月11,12日

中高発表者の指導、研究会指導助言者として、周南市住吉中学校野坂良太、山口県立山口高校冨山貴之の指導にあたる。主体的、対話的、深い学習の視点からの研究

「高専生を例とした作文指導~パラフラグライティングの実践事例発表」の講義 平成27年7月

周南市中高英語教員を対象としたパラグラフライティングの指導に関する事例とプロセスライティングにおけるプラニングの効果について

「英語講座(中学英語の復習)―重要ポイントをしっかりマスターしよう!」 平成27年 8月

(全体概要)中学英語の重要な項目を中心とした演習及び解説

「英語講座(中学英語の復習)―重要ポイントをしっかりマスターしよう!」 平成27年1月

(全体概要)中学英語の重要な項目を中心とした演習及び解説

「英語でコミュニケートしよう!」 ― Classroom English ― 平成22年 7月

(全体概要)小学校での「総合的な学習の時間」の中で外国語(英語)会話等を行うことが可能になり,ALT(外国語指導助手)との英語活動の機会が多くなっている.指導計画,指導方法の事前準備で英語を用いることが多くなっている.とりわけ,クラスルーム英語の必要性は日本人教師には協同授業を実施する際に重要である.このような観点から使用頻度の高いフレーズを中心に表現集としてまとめた教材である.

「TOEIC対策基礎講座  効果的な学習戦略」 平成18年10月

(全体概要)これからTOEIC試験を受けようとしている社会人に対して,試験に対しての傾向と対策を過去問題を通して解説し,ALCネットアカデミーを活用した学習方法を講義する.

第二回「英語でコミュニケートしよう! ―小学校でのALTとの英会話を 始めるために―」 平成17年 7月

(全体概要)小学校でのALT(外国語指導助手)との英語活動の機会が多くり,協同授業の必要性が高まっている.第1回に続きALTとの会話を試みるための講座であるが,今回は英語による数学の授業を体験し,英語で考えることをテーマに企画した.

「英語でコミュニケートしよう!」 ―小学校でのALTとの英会話を始めるために― 平成16年 7月

(全体概要)小学校での「総合的な学習の時間」の中で外国語(英語)会話等を行うことが可能になり,ALT(外国語指導助手)との英語活動の機会が多くなる傾向がある.指導計画,指導方法という授業スキル以前に,ALTとの会話を試みるための講座で,英語という外国語に関心があり,自分自らが教えるようとする初歩者の英会話講座である.

学校の評価
 
実務経験 特記事項
該当なし
 
その他
該当なし
 
職務上の能力に関する事項
資格・免許
該当なし
 
特許等
「無線LAN装置とミニFM送信機による災害時の情報伝達システム」  特願2006-108490 平成18年 4月11日

(全体概要)本発明は,災害時に無線機や携帯電話が通信不能になった場合でも,必要な情報を各受信者にそれぞれ伝達することが可能な情報伝達システムを提供する. 【解決手段】 情報センターをキー局とし,ここに集約された各種災害情報を無線LANを用いてミニFM局へ送信し,該ミニFM局からそれぞれの周波数の電波で各情報を発信し,FM受信機で受信する情報伝達システムである.

実務経験 特記事項
該当なし
 
その他
コミュニケーション能力向上を重視した海事英語教育プログラムに関する研究    科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C) 450万円) 平成23年度 ~ 平成25年度

(全体概要) 海事英語教育プログラムに,「コミュニケーション重視の取組み」,「内容重視の指導」,および「統合学習」の3つの手法を取り入れ,学生の実践的海事英語コミュニケーション能力の向上を効果的に図るための学習方法および評価方法を確立させることである。これまで個別に行ってきた「海事英語授業(航海英語,機関英語)」,「e-ラーニングによる自己学習」,および「タスク活動(英語による乗船実習,ロールプレイ演習)」という3つの異なる学習形態を体系的に統合し,一貫した海事英語教育プログラムの開発を行う。コミュニケーション能力に重点を置いたカリキュラムの検討を行うとともに,e-ラーニング教材やタスク演習教材の充実を図る。また,学生評価およびカリキュラム評価のための「海事英語能力テスト」を作成,実施し,学習プログラムの継続的な改善が行えるようにする。(杉本昌弘 (代表) 吉留文男(補助事業者))

中山間地域元気創出若者活動支援事業(山口県補助事業 15万円) 平成23年 7月

[事業の目的・目標] 大島商船高専の文化祭と並行して行われている周防大島町小松地区のイベントに大島商船高専生が関わることにより、一体化した交流型イベントを目指す。このことにより、地域の活性化の一助とする。 [具体的な取組内容] ・イベントに出店している地域住民と共同で地域産物の販売に取り組むとともに、独自のコーナーも用意する。 ・大島商船高専の施設・設備を活用して、地域住民と共同でものづくり(コースター、キーホルダー等)を行い、記念品として提供する。 ・留学生の母国の料理を地域の飲食業者と共同で作り、提供する(場合によって、新たな地域の特色となる料理の可能性を探る)。 ・留学生の母国の衣装や風景等を紹介するするとともに、踊りを事前に地域住民に教え、イベントで紹介する。

第1回山口県応援ファンド・はつらつ長州寄付金交付(西京銀行 30万円) 平成23年 3月

次代を担う子供たちの育成は極めて重要であるとの認識に立ち、この企画として、考える力、創造する力を高めていく人材育成のしくみづくりを考えるに至った。平成22年度においては、準備段階として島内の各学校を訪問して、意見交換を行い、大島商船の校内施設・人的資源を活用した講座や実験・実習等を行ってきた。その趣旨は少子化の進行している地域においても高専の科学技術を子供たちに提供する仕組みの構築でもある。平成23年度において、子供たちの考える力の育成のために、子供たち自身からの発想・問題意識から生まれるアイディアを蓄積させ、高専との連携の中で、教材の開発を試行する。

「プレゼンテーション講座」 平成21年12月

本校教員を対象に,海外における学会発表のためのプレゼンテーション技能を高める集中講座の企画.

「コミュニケーション能力向上を重視した海事英語指導― e-learningシステムの効果的な活用についてー」 平成20年11月

平成20年度中国四国工学教育協会 高専教育部会教員研究集会において,学科を超えた授業形態のコラボレーションの意義の考察,英語教育から専門英語への橋渡し指導の可能性,効果的なe-learning活用についての報告.

学科を越えた技術の相互理解を深めるための研修会「英語の役割―コミュニケーションを考える」 平成17年 9月

本校の教職員を対象に,コミュニケーション論の講義.学科を越えた相互理解のための研修の社会生活とコミュニケーション,英語の発想と表現を考える講座.

教育実践セミナー:外国人講師による効果的なプレゼンテーションの指導  平成15年10月,12月

 教職員を対象に,年2回の外国人講師を通じて英語による効果的なプレゼンテーションのスキルを習得することを目的としている.高専における海外での学会に参加する数の増大に対応するために講義とワーク・ショップを企画,実践的なスキルの向上を図った公開講座.

英語教育一般について(山口県立大学国際文化コース) 平成13年 1月

英語教育実習に関する教案作成,教科書研究,生徒指導,教育現場での諸問題を対象にした講義である.教育実習前の学生に対し学校現場で直面する英語教育だけではなく,広く今日の教育問題について議論を通じて語学教育の意義を深めさせる講義.